鼻の病気にはどのようなものがある?

こんにちは。

今回は“鼻の病気にはどのようなものがあるか?”ということでお話ししていきたいと思います。

 

アレルギー性鼻炎、花粉症、副鼻腔炎、鼻中隔弯曲症、鼻出血、鼻骨骨折、鼻腔癌、副鼻腔癌などがあります。

 

 

鼻は呼吸をするところで、吸った空気のほこりを取り除いたり加湿をしたりするところです。

また、においを感知するところでもあります。

 

鼻の真ん中は鼻中隔といって両方の鼻を隔てている壁ガあります。

また、副鼻腔といって鼻の中、鼻腔の周りには両目の下、目と目の間、目の上側、目の奥に空洞があります。

 

 

鼻の病気には、非常に多い病気としてアレルギー性鼻炎、花粉症があります。

アレルギー性鼻炎はダニやハウスダスト、花粉症は杉などの花粉が原因となってアレルギー反応を起こし、くしゃみや鼻水、鼻づまりなどを起こす疾患です。

 

内服での加療が中心となりますが、症状がひどい患者さんでは手術を行うこともあります。

 

また、少しずつ抗原という原因となる物質を注入する免疫療法という治療もあります。

 

最近では注射ではなく、舌下免疫療法といって液体を口の中に少し垂らすことによって抗原を投与する方法もあり、注射が必要出ないので痛みがなく、免疫療法を行うことができます。

 

副作用としてアレルギー反応を起こすこともありますが、根治が期待できる治療法です。

 

 

もう1つメジャーな病気として副鼻腔炎があります。

以前は蓄膿症といわれていたものです。

 

ばい菌の感染で炎症を起こし膿がたまる事からその名前がつけられましたが、最近ではアレルギーなどによる炎症で副鼻腔に炎症が起こることがあることから、副鼻腔炎と名前がつけられています。

 

副鼻腔炎には風邪症状のあとから膿のような鼻水が出て顔が痛くなるような急性の副鼻腔炎と慢性的に鼻づまりがあり、頭の重いような感じがあり、鼻の中にポリープがあるような慢性の副鼻腔炎があります。

 

最近では通常はじめは内服加療を行いますが、効果が乏しい様であれば手術治療を行います。

 

以前は口の方から切って行うような手術が行われていましたが、最近では鼻の中から内視鏡を使って行う手術が主流で低侵襲で行われるようになりました。

 

また、においがしなくなる、嗅覚障害も鼻の病気であります。

 

多いのはさきほどの副鼻腔炎などで鼻がつまるためににおいがしなくなるといったものですが、鼻は詰まっていないのににおいがしなくなることもあります。

 

ウイルス性などが多いとされています。

 

コロナウィルス感染の際にも嗅覚障害が起こることで話題にもなりました。

 

また、鼻の真ん中の鼻中隔がまがる事による鼻中隔弯曲症という病気もあります。

 

日本人の9割は鼻中隔が曲がっているとされていますが、極端にまがると鼻づまりが強くなることがあります。

これが強い人は手術をおすすめします。

 

また、鼻の病気で救急の病気といえば鼻血、鼻出血です。

鼻出血は圧迫が基本になりますが、きちんと止血しないとだらだら出血が続くことがあります。

 

血液さらさら薬を飲んでいるような方では、かなり出血し貧血となり、輸血が必要になる場合もありますので注意が必要です。

 

また鼻の救急の病気としてスポーツやけんかなどの外傷による顔の骨の骨折があります。

 

鼻の根元は鼻骨といってこの部分が骨折すると鼻が曲がります。

 

目を支えている眼窩底という部分が骨折すると目が落ち込みものが二重に見えるといった症状がおこります。

このような症状がひどい場合手術での整復が必要になります。

 

 

また、鼻にも実は癌ができることがあり、鼻腔癌、副鼻腔癌といわれます。

 

頻度は低いですが、しばしば副鼻腔炎と間違えられて見逃される例もあるため注意が必要です。

鼻出血が続いたり、頬の部分が腫れてきたりした場合は疑う必要があります。

 

 

以上鼻の病気について説明しました。

このような鼻の病気がおありの方はお近くの耳鼻咽喉科を受診されてください。