耳鼻科の先生が頭につけている丸いものはなんのため?

今回は耳鼻科の先生がよく頭につけている丸いものについて書いてみたいと思います。

 

額帯鏡といって光を一点に集めて照らし対象物を見やすくするものです。

 

ドリフのコントなどでも医者役の方が頭に付けているものです。

耳鼻科の医師は首にかける聴診器は持たなくてもこれを持っています。

名前は“額帯鏡”といいます。

額帯鏡は側灯から光を一点に集めて照らすもので、軽くて持ち運びにも便利なので昔から耳鼻科で重宝される道具です。

真ん中の穴から片方の目で見てもう片方の目と両眼視します。両手があくので処置にも便利です。

 

 

しかし、この額帯鏡は最近耳鼻科の現場からなくなりつつあります。

頭に付けるものそのものに光源がついた便利なものが出回っており、若手医師はほとんどそれを使っていて額帯鏡を使ったことがない研修医さえも出てきています。

新しいものにはLED対応なども出てきており便利ですが、医療機器ですので金額も高くなっています。

 

 

そんな額帯鏡ですが、充電も必要なく、軽く、安く、場合によっては懐中電灯の明かりでも側灯の代わりとして使えるので災害や何らかのトラブル時など今後も活躍する機会はあると思います。

若手医師も普段は使わなくても習得しておくことは必要だと思い後輩に指導しています。