のどの違和感が続いているが大丈夫か?

今回は“のどの違和感が続いているが大丈夫か?”ということについて書いてみたいと思います。

 

結論から言いますと、のどの違和感が続くようであれば、まず耳鼻咽喉科で喉頭内視鏡検査などをしていただく必要があります。症状が持続するようなら時期をずらして診察してもらい異常なければ癌などの大きな病気のある可能性は低いです。

 

のどの違和感の症状にはのどに何かかかった感じがする(唾をのむときや食事の時)、のどがかゆい、のどの不快感などです。

耳鼻咽喉科では咽喉頭異常感といわれます。

 

まず大事なことは、やはり悪い病気(癌など)が隠れていないかしっかり調べることです。

喉頭内視鏡検査や胃カメラ、CT検査や血液検査などで癌やその他の病気が隠れていないかチェックします。

もし異常があればそれらに対して治療を行います。

もし1度異常がないといわれても症状が続くようであれば、再度検査することをお勧めします。

というのも最初の時点ではまだ病変が小さく見つからないこともあるからです。

また、どうしても気になるようなら違う耳鼻咽喉科を受診してみてもよいかと思います。

複数の病院でみていただいて異常なければ癌などの大きな病気のある可能性は低いです。

癌が疑われるサインとして我々が注目するのは、食事の時にもひっかかるというものです。

その場合には食道癌や下咽頭癌などの可能性が高くなります。

唾液を飲むときにだけひっかかるという症状では明らかな異常がないことが多いです。

また、お酒やたばこをたくさん摂取されている方は癌のリスクが高いと考えます。

 

悪い病気などを除外した上で、明らかな異常所見がはっきりしない場合の原因として多いのが、逆流性食道炎で胃酸がのどまであがってきて刺激になり違和感がするというものです。

この場合胃酸を抑える飲み薬で症状が良くなります。

また、後鼻漏と言って鼻からのどに流れるものによって、のどに違和感を感じるものもあります。

この時は副鼻腔炎などの鼻の病気がみられその治療が必要になります。

さらに、喉頭アレルギーといってのどのアレルギー症状としてのどの違和感が出る場合もあります。

のどの違和感自体が非常に気になり重大な病気が隠れているのではないかと過剰に心配し、それがさらにのどの違和感を強くするといったうつ状態になっている方もおられます。

そのような方には抗不安薬を処方し経過を見るかひどい場合には心療内科への受診を勧めます。

 

まとめますと、のどの違和感があるようなら一度耳鼻咽喉科で喉頭内視鏡検査をしていただき、問題なければ経過を見て症状が続けば再度喉頭内視鏡や胃カメラ、CT検査などの精査をしていただく必要があります。

それで問題なければ大きな病気はありませんので過剰に心配する必要はありません。

ただし症状が不快であれば胃酸を抑える薬や鼻の薬、アレルギーの薬などを主治医と相談して内服してみてもよろしいかと思います。

 

以上“のどの違和感が続いているが大丈夫か?”ということについて述べました。