耳の前にある穴は放っておいて大丈夫?

今回は“耳の前にある穴は放っておいて大丈夫?”ということについて書きたいと思います。

 

耳の前にある穴は先天性耳瘻孔と言い、特に症状無ければ何もしなくて大丈夫です。赤く腫れるのを繰り返すなら炎症が落ち着いた時期に手術による摘出を勧めます。

 

 

耳の前にある穴は先天性耳瘻孔といって、持っている人は生まれた時からあります。

本来は生まれるときになくなるのですが、30~50人に1人ぐらいの割合で持っている状態で生まれます。

 

通常穴があるだけでは特に問題なく、何もする必要はありません。

赤く腫れて痛みを生じるような感染を繰り返す場合や中から臭いものが出てきて不快感がある場合には手術による摘出を勧めます。

 

しかし、感染が強い時には手術は行えず炎症が治まってから手術を行います。

炎症がひどい場合は一時的に切開をして膿を出す処置が必要になる場合もあります。

 

治すための手術は穴から繋がっている瘻管という袋状のものを取ります。

その際に取り残しがないように注意して取ります。

 

そのためにも感染が治まっている時期に手術を行います。

この袋状のものは、耳の前の方に穴から繋がっていることが多いですが、後ろの方に繋がっていて、耳の後ろ側が赤く腫れることもあります。

 

手術は耳鼻咽喉科や形成外科でも行うことがあります。

手術は全身麻酔で行うことが多いですが、大人の場合局所麻酔でも可能なこともあります。

 

感染を繰り返すようであれば年齢は関係なく、1歳代でも手術は行います。

手術時期に関しては.主治医とよくご相談ください。

 

 

以上“耳の前にある穴は放っておいて大丈夫?”ということについて書きました。皆さんのご参考になれば幸いです。

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