魚の骨がのどにかかった?どうしたらいい?

今回は“魚の骨がのどにかかった?どうしたらいい?”ということについて書きたいと思います。

 

魚の骨がのどにささってしばらくしてもとれないようなら、なるべく日勤帯の耳鼻咽喉科があいているうちに受診しましょう。ご飯の丸呑みなどはかえって状態を悪化させてしまうこともあるのでやめた方がいいです。

 

 

私たち日本人は魚を食べる機会も多く、魚をのどにかからせてしまって取れずに医療機関を受診する方も少なくありません。

その時に日勤帯でなければ救急外来を受診することが多いと思います。

 

口の中からすぐ見えるような扁桃腺に刺さって難しくないものであれば、救急の医師でも取ることは可能だと思います。

しかし、結構多いのが扁桃腺の裏側に刺さっていて口からは見えなかったり、さらに奥の食道の入り口のところに刺さっていたりして内視鏡検査をしないと見つからない場合が多々あります。

 

鼻からの内視鏡検査は耳鼻咽喉科の専門のため、そのような魚の骨は耳鼻咽喉科でなければ見つけるのが難しいです。

 

大きな骨であれば、レントゲンやCT検査で分かることもありますが、内視鏡で見ることで確実に分かりますし、その内視鏡を使って魚の骨を取ることもできます。

 

その際に、魚の骨をかからせてからなるべく時間が経っていない方が取りやすいです。

というのも時間が経つと魚の骨が体の中に埋まっていく場合があるからです。

 

刺さった部分は炎症で腫れてくる場合もあり、そうするとさらに見えにくくなります。

 

ご飯の丸呑みなどが勧められる事がありますが、ご飯の丸呑みをすると、運がよく刺さっている部分が少しであれば取れることもあるかもしれませんが、刺さっている部分が深くて運が悪ければさらに体の中に押し込んでしまい、内視鏡で取ることが不可能になる場合もあります。

 

その場合、全身麻酔をかけて口の中から取るか、奥深くに入っていった場合には、くびの部分に切開を入れて魚の骨を取り出さないといけなくなります。

ですから、刺さったと思ったらなるべく早めに何もせずに耳鼻咽喉科を受診した方が良いと思います。

 

時々すでに魚の骨はとれてしまって傷だけが残っている場合もありますが、それならしばらくしてよくなりますので、それはそれで良いと思います。

魚の骨は胃の中に入ってしまえば通常問題なく経過します。

 

そのままのどに魚の骨が残っているとあとで化膿したり、食道に穴があいて命に関わったりすることもありますので、躊躇せず耳鼻咽喉科を受診してください。

 

 

以上“魚の骨がのどにかかった?どうしたらいい?”ということについて書きました。皆さんのご参考になれば幸いです。