妊娠中なのに鼻水、鼻づまりなどの鼻炎症状で困る。どうしたらいいですか?

今回は“妊娠中なのに鼻水、鼻づまりなどの鼻炎症状で困る。どうしたらいいですか?”ということについて書きたいと思います。

 

 

妊娠4か月半ばまではアレルギー性鼻炎を抑えるような薬はなるべく飲まない方が安全なので、吸入や蒸しタオルなどの安全な対処で乗り切り、それ以降であれば比較的安全な内服や点鼻薬を耳鼻咽喉科、産婦人科の主治医と相談して処方してもらいましょう。

 

 

はじめに、基本的に妊娠期間中は、薬を飲むことは治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合のみ投与することとなっています。

内服は治療の必要性を考慮した上で、必要最小限にする事が望ましいです。

 

妊娠中は、ただでさえ、つわりや精神的な不安など体の調子が悪くなりますが、鼻も粘膜がうっ血状態になり、妊娠2~5か月頃から鼻炎症状が悪化することがあります。

女性ホルモンの影響や自律神経失調の影響があるとされています。

 

妊娠初期から4か月半ばまでは薬を飲まない方が安全とされていますので、蒸しタオルを鼻にあてて症状をやわらげる方法、局所温熱療法(超音波吸入器を購入して生理食塩水などを温めた蒸気を吸入する方法)などで症状を緩和するようにします。

また、原因となる物質(ハウスダストやダニ、花粉など)を避けるように、家の掃除や布団と干すこと、マスクをするなど基本的な対策も必要です。

 

4か月半ば以降であれば、比較的安全な薬(第1世代の抗ヒスタミン薬や漢方薬)は産婦人科主治医の許可のもと内服可能と考えられます。

また、飲み薬ではなく、点鼻薬といった局所外用薬を用いた治療も安全性が高くよく使われます。耳鼻咽喉科や産婦人科の主治医とご相談ください。

 

授乳中もお母さんの内服は問題となりますが、基本的に母乳に移行しない、あるいは移行しても問題ない薬であれば内服できます。

 

多くのアレルギー性鼻炎薬は母体血中から乳汁中に移行します。そのため、授乳中は内服を避けるか、内服する時は授乳を止めたほうがよいです。

しかし、児に移行する薬剤量はごく微量ですので、普段乳児にも使用されているようなアレルギー性鼻炎薬については特に健康被害の可能性はないとされています。

 

点鼻薬の使用も妊娠中と同様に問題ありません。

 

 

以上“妊娠中なのに鼻水、鼻づまりなどの鼻炎症状で困る。どうしたらいいですか?”ということについて書きました。皆さんのご参考になれば幸いです。

 

 

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